台風が来る前日のこと。午後のおやつ後、早めに園庭用の靴を子どもたちと片付けました。
帽子も片付けようと2歳児がロッカーに入れていると、1歳児も「帽子をちょうだい!」とやってきました。片付けたいのかなと思っていたら、帽子をかぶって外に出ていこうとしていました。でも靴がなくて「どうしよう?」となっていました。「裸足ででていいよ!」と言うと、裸足では嫌なようです。
そんな姿を見ていた2歳児が「え?出ていいの?」と瞳を輝かせ、ロッカーに入れたはずの帽子をかぶり、園庭に飛び出していきました。
水たまりに手を突っ込んで、砂をこねてあそんだり、おだんごを作ったり遊んでいるうちに、
「うわ~!」と楽しそうな声が聞こえてきました。
そうしているうちに、足洗に用意していたタライのお湯の中に浸かりはじめました。
「ねぇ 〇〇も入りたい!」
「代わってよ~!」
「代わってよ~!」
「だ~め~よ~!」
変わってくれないから、どうしようかな?と子どもたちは考えました。
「よいしょ!よいしょ!」
「ねぇ〇〇さん、お部屋にはいりたい!」とこの日の外遊びを終えました。
(YMCAマナ保育園 長南)
(YMCAマナ保育園 長南)