2018年12月28日金曜日

のびざかり3歳児くまぐみ

【YMCAマナ保育園】


4月に進級した頃は不安な表情を浮かべ、
毎日の生活だけでいっぱいいっぱいだった3歳児くまぐみ。
すっかり幼児ぐみでの生活にも慣れて体力もつき、
室内でも戸外でもめいっぱい遊ぶ姿が見られるようになってきました。
そんなくまぐみの日常報告です。


     プレイパークでラーメン作り

 12月のお弁当の日にはプレイパークに行ってラーメン作り。
 バスで園外に出掛けるのは幼児になって2回目。
行きのバスの中は静か~な感じ。
 プレイパークに着いて少しの間は「なにしようかな…」と動きも小さかったのですが「遊ぶの大好き!」な保育者たちが遊び始めるとスイッチオン!

手すりのない滑り台
「いちばんに登れたよ。ここまでおいで~!」

「登れないー!」大泣きしながらも頑張る!

今はあまり見られなくなったシーソー
お尻がドン!と跳ねるたび「キャー」とおおはしゃぎ。


あまり勢いよく滑らないけど滑ってる感満々!
夏にはウォータースライダーになるとのこと。夏にも来てみたいね。


「そろそろラーメン作るから木を集めて燃やすよー」との声掛けに
枝を集める子どもたち。

小枝を集めていたはずがどんどん太く長い木を集め、ずるずるずると引きずってきます。

こんなに大きい木はかまどに入らないから切らなくちゃ!
と、のこぎりでギコギコ…短く切ります。

短く切った枝をかまどに放り込んで燃やそう。

お水が熱くなってきたね。

「ラーメン入れるよ」「そおーっとね」ドキドキ。

「こわいからヤダ!」と言っていた子も友だちの姿を見て「やっぱりやってみる」

できたラーメンは自分で運ぶよ。ゆっくり慎重に慎重に。

お家の人が作ってくれたおかずと一緒に「いただきまーす!」


おかわりもしてたくさん食べました。
だんだん麵がのびてくるけどみんなでお外で食べると不思議と美味しいのです。


食べ終わったらまだもうひと遊び!
「ちょっと!狭い!」


「よいっしょ!」

「入ったー」

「揺らすよ。いい?」


落ち葉のプールで大相撲。
「倒しちゃえ」「そりゃ」「落ち葉で埋めちゃえ」


たくさん遊んでもう帰る時間。
バスに乗ってしばらくは歌ったり、しりとりしたり、お喋りしたり。
でもだんだん瞼が重くなって、がんばって起きていようとするのだけど、
どうしても瞼がが重くって…。たくさん遊んで食べて充実した1日でした。


   畑でうんとこしょ、どっこいしょ

 いつも通り「今日は何しようか?」から始まる幼児ぐみ。
1つのチームは公園、1つのチームはお部屋、
そうだ畑にお豆の様子も見に行かなくちゃと保育者が言い、
もう1つのチームは畑に行くことに。
畑に行きたいのはなんと3歳児くまぐみだけ。まあいいよ、行こう行こう。
マナ保育園では近隣の方のご厚意で畑を借りています。
春にはトマトといんげんを植え不作…。
気を取り直して秋には空豆とスナップエンドウを播きました。
芽が出て伸びてきたので今日は支柱を立てに行きます。

「わっしょーい」

草を取って山にして…はまってしまいずっと草むしりをしている子も。
道具の使い方様になっているでしょう?


「大根いるか?」と畑を貸してくださっているおじさんが言ってくださり
大根を抜くことになりました。

大物でなかなか抜けません。大人は手伝わないよ。がんばって!
「うんとこしょ、どっこいしょ」姿勢を変え、
ひっぱるところを変え、あきらめません。

ずずず…っと抜けました。すっぽーんとは抜けないんだね。
「やったー!」

自分たちで抜いた大根だもの、自分たちで保育園まで持って帰るよ。



1kmあまりの道を交代で大根を持ちてくてく歩きます。
給食の時間はとっくに過ぎお腹はぺこぺこ。
でも最後まで張り切って「帰ったらけんきゅうしつに持っていこうね!」だって。
「けんきゅうしつ…?調理室のことだね!」と大笑い。
園に戻って大好きなカレーをおかわりして食べ、
布団に横になるとあっという間に眠ってしまいました。
相当疲れたよね。でも笑顔でのびのびと、くたくたになるまで遊ぶくまぐみの成長を
とても嬉しく誇らしく思います。
何が起こるか分からない毎日に保育者もワクワクです。


             YMCAマナ保育園 佐藤

プラスティックについて考える

【YMCAマナ保育園】


2018年の夏、鎌倉の海岸でシロナガスクジラの子どもが
打ちあがったことをおぼえていますでしょうか。 
死んでしまった原因は調査中とのことですが、親クジラとはぐれてしまったことや
胃の内容物にプラスティックが残っていたことなどの見方がされているようです。


今日の世界に於いては、海に浮遊するゴミ=プラスティックを誤食したり絡まってしまうことで命を落としてしまう海洋生物は増加の一途をたどっています。

プラスティック製品は、便利で安く手に入るため、人間にとっては、なくてはならないものてなっていますが、プラスティック袋やプラスティック食器(フォーク・スプーン・ストロー)が最も被害を及ぼす要因になっていることが研究でわかってきているそうです。

プラスティックが海に浮遊し、劣化すると、
「マイクロプラスチック」というものが残ります。

これは、自然界に存在しない化学物質です。
海水中にあった有害物質を吸収吸着し、
それを誤って飲み込んでしまった魚介類を
最後は私たち人間が食べます。
人間が出したごみが、循環して戻ってきているのです。

そんな中各企業もプラスティック削減に向けて動きだしており、
某コーヒーショップでは、ストローの使用を2020年までに廃止することを決め、
年間10億本ものストローの削減が見込まれているそうです。
某ファーストフード店では、2025年までに、ストローを紙製に変え、
包装紙は全てリサイクル可能な資源にかえる動きが始まっているそうです。


人体への影響はもちろん、生態系にも影響するプラスティックについて、
少しでも思うところがあったと思います。
ひとりひとりが出来ることから少しずつ始めていくことが、
安全な自然界を作っていく一歩。

私たち横浜YMCAでも、安心安全な街づくりや自然環境などのことについて、
職員間・運営委員会・行政・地域とも連携し、
豊かな社会の実現に取り組んでいます。
その目標として、SDGsを掲げています。

SDGsとは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称です。
そもそもどう発音するかというと、エス・ディー・ジーズです。
SDGsは、2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が
2016~2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。


世界中の子どもたちが、安心・安全な環境で
大好きな家族と笑顔で過ごすことができるよう
私たちは取り組んでいきたいと思います。

マナ保育園でも、SDGsについて
保護者のみなさんや子どもたちにわかりやすく
説明・掲示し、共有していきたいと思います。
                                      YMCAマナ保育園 保育士  佐藤

2018年12月25日火曜日

アドベント礼拝

【YMCAマナ保育園】



1126日から始まったアドベント礼拝もとうとう第3アドベントとなりました。

次は1225日で第4アドベントです。
アドベントとは重要な人物や事件の出現・到来という意味があり、
イエス様の誕生や楽しみなクリスマスを待ち望む期間です。


毎週1本ずつロウソクに火が灯り子どもたちの気持ちも高まってきました。
このロウソクには1本ずつ意味があります。


1本目、予言のキャンドルで希望。2本目、天使のキャンドルで平和。
3本目、羊飼いのキャンドルで喜び。
4本目、ベツレヘムのキャンドルで愛を表しているそうです。



その他にも、クリスマスの装飾を作ったり、クリスマス会に向けてページェントや出し物もとても楽しみにしている子どもたちです。





希望、平和、喜び、愛を与えてくださったイエス様、
そのイエス様の誕生された日を楽しみに1225日を待ち望みたいです。




          YMCAマナ保育園  米倉

2018年12月21日金曜日

能見台千丈公園に花の苗を植えてきました。

【YMCAマナ保育園】


年長児は6月にも1度公園愛護会の方と一緒に、
散歩で行く能見台千丈公園に花の苗を植えましたが、
花を植え替えるのでご一緒にいかがですか?と声をかけて頂き、
今年2度目の花の苗を植えてきました。


「おはようございます!」

今回はパンジー、スイートアリッサム、キンギョソウの中から5つの苗を植えました。
まずは苗を置いてみて、レイアウトを決めます。

植えていきます。

「もう少し、深く掘るんだよ」「こうやって苗をだしてごらん」と教えてくれます。



2回目なので、みんなどんどん進めていきます。優しく土をかぶせるんだよねとトントン。



水をかけます。
前回は全て手をだしてしまったからと愛護会の方がおっしゃって、
今回は水を入れて、じょうろを運ぶところも全て子どもたちがおこない、
その様子を温かく見守ってくれました。



最後にお礼を伝えると、
「みんなが小学校にあがる春頃まで咲いているから、通学途中にもみにきてね」
と教えてくれました。
春にはみんな小学生!地域の方とのふれあいを大切にしてほしいなと思います。


          YMCAマナ保育園 藤田



お弁当の日(4,5歳児)の報告

【YMCAマナ保育園】



11月20日はお弁当の日でした。
4、5歳児合同で山歩きをしてきました。
金沢動物園までは園バスで送ってもらい、 
金沢動物園脇→横浜霊園脇→天園 峠の茶屋→大平山山頂(ここでお弁当タイム)
→百八やぐら→北鎌倉駅のコースを歩きました。
万歩計をつけて出発準備!


金沢動物園の駐車場脇から入り、シダの谷をぬけます。

のぼってものぼっても階段…

今はどこを歩いているか、地図があると確認しながらいきました。

ろくろっ首みたいな木があったよ!

横浜霊園がみえました。「お墓がたくさんあるね」

全身を使って大きな岩をのぼります。

2時間半歩き、大平山山頂につきました。ここでお弁当タイムです。

おいしいお弁当でお腹がみたされて、元気復活!!

どんどん歩きます。

上になにかあるみたいだよ!

こんなところに洞穴が…


大きな岩や、ロープのある山道だってなんなくのぼります。
みんな、体力がついたねー。



もうすぐ山道もおわりです。最後にこんな素敵な景色が見れました。

住宅街を抜けて、北鎌倉駅に到着!!


9時15分から歩きはじめて、北鎌倉駅についたのは14時25分。
保育園につく頃には大人の万歩計は1万9千歩台でした!
子どもの万歩計は、みんなちょくちょく確認しながら、
リセットボタンを押してしまうので、バラバラでした。
何も遊ぶのなかったーっと言っている子もいましたが、
顔は生き生きとしていました。

山の中で、年長児の男の子は大人よりも先に先に…
どうするのかな?と見守っていると、
時々立ち止まり、ちゃんと後ろからみんながついてきているか確認しながら進み、
前から歩いてきた人には「こんにちは」と挨拶をして、
「みんな端っこによって」と大きな声で知らせてくれていました。
「かわいいねー」と色んな方に言われました。

大人がやっていたことを見て実践する姿に、成長を感じました。
山歩きを通して、一人ひとりが達成感を感じ、
心に残るものがあったらいいなと願います。


            YMCAマナ保育園 藤田