ラベル 3.11、東日本大震災 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 3.11、東日本大震災 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024年5月20日月曜日

仙台青葉祭り・東日本被災地訪問

 

仙台青葉まつり・東日本被災地訪問

 横浜YMCA保育園は、2011311日の東日本大震災以降復興支援の活動を継続的に進めています。支援と繋がりの一つとして仙台で昔から踊られている「すずめ踊り」を保育園の子どもたちと一緒に踊る試みを行い、今年度も2024年5月18日㊏に仙台市内で行われた東北三大祭りの一つ『青葉まつり』に職員有志で参加してきました。

   今年の青葉祭りの人出は93万人でまつり宝山の皆さんと一緒に参加しました。



           

           まつり宝山の笑顔溢れる舞は必見です。

 すずめ踊りの団体まつり宝山とのつながりは、20119月に直接、すずめ踊りを教えていただいて以来、震災から13年経った今でも横浜にて演舞やすずめ踊りのワークショップを行ってくださるなどつながりが続いています。今年の2月には地域で子育てを支援しようと行われた「横浜YMCA子育て応援マルシェ」において演舞を披露してくださいました。

     



19日は、石巻市へ移動し、震災遺構の大川小学校と仙台市立荒浜小学校を訪問しました。大川小学校では「小さな命の意味を考える会」の代表として、また大川小学校の語り部として活動する佐藤敏郎さんから当時の様子などを伺いました。大川小学校には、初めて訪問する職員、複数回訪問している職員もいましたが「いのちを守る」ことについて訪問する度に考える機会となっています。「準備をしていてもいざ災害が起きた時にそれを実行できること、判断できることが大事です」という佐藤敏郎さんの言葉が印象に残りました。



続いて荒浜小学校を訪問しました。荒浜小学校は震災時に児童や職員、地域住民ら320人が避難し、2階まで津波が押し寄せました。海岸から700m内陸にある荒浜小学校周辺の荒浜地区は震災後、災害危険区域になっています。





 今回の訪問で青葉祭りの活気や踊り手の笑顔に感動しました。また、被災地を目の当たりにし、子どもたちの命を守る判断をする難しさを痛感するとともに、有事の際に判断する準備の重要性を考えさせられた2日間となりました。横浜YMCAでは今後も【つながり】を大切にし復興支援を継続していきます。
                          【YMCAマナ保育園 深田】

2023年4月7日金曜日

映画【飯館村の母ちゃんたち】の上映会をしました

東日本大震災が起きて12年が経ちました。

毎年311日が近付くと、今の被災地はどうなっているのだろう?と考える瞬間ってありますか?

横浜YMCAでは今も尚、東日本大震災復興支援活動を行っています。

何故ならば、風化させないため。忘れずに次世代に伝えていき、今後同じような事が起きた時に、互いに支え合っていけるように…と様々な思いの中で活動しています。


326日(日)
マナ保育園では、【飯館村の母ちゃんたち 土とともに】の上映会を行いました。

この映画は、福島県の飯館村に住んでいた方々が原発事故により避難生活を強いられ、村に戻る為に諦めずに活動し助け合う姿をそのまま描いています。

集まってくださった方々の中には、「この映画観られて良かった!」という声がありました。
「困難な中にあった方々の事を【知る】時間」を、皆さまと過ごせたことに感謝します。


そうそう、
マナ保育園の卒園児の方も、子の上映会に来てくださいました!
もう成人し、それぞれの道で頑張っているそうです♪

卒園しても帰ってこられる場所、それが「マナ保育園」ですね。

いわきの「めひかりチョコレート」の販売も行いました!
売り上げの一部は全て、東日本大震災復興支援活動にて役立てます。

(YMCAマナ保育園 牛山)

2019年3月12日火曜日

8年目の3月11日

【YMCAマナ保育園】



毎年3月には避難訓練とともに東日本大震災のことを覚え、
亡くなった方、被災された方のことを思ってお祈りをしています。



この日の礼拝では当時の写真を見ながら東日本大震災のお話を聞きました。
あの日から8年が経ちました。年長児もまだ産まれる前の話です。


津波や火災で今いるところが危ない、そうなった時に自分で危険を判断して、自分で逃げる。
小さな子だから無理?そんなことはありません。日々の保育の中で主体的に遊び、たくさんの試行錯誤を重ねている子どもたち、その力は確実に育っていると私たち保育者は信じています。

この日は防災クッキングも行いました。ポリ袋にお米とお水を入れ、
茹でておにぎりにして食べました。
茹でる水は雨水でも大丈夫。
そして手やお皿を洗えない状況でもポリ袋を使うことでなんとかなります。




続いて避難訓練がありました。避難訓練も毎回反省を重ね、研修なども通して私たちが当たり前だと思っている点を多角的に疑うようにしています。


この日の夕方、年長児が「こんなの書いたの」と自由画帳を見せてくれました。
字がびっしり書き込まれています。




 この他にも募金活動の一環としてふりかけを売るなど、
人のことを思い行動する力が確実に育っていると感じました。
この子たちが未来を作っていくことを思うとたくさんの希望が見えた一日でした。


今も困難の中にある方々に笑顔が戻りますように。
そしてそのために私たちができることを見つけて行動していきますように。




         (YMCAマナ保育園  金子)