園外保育 観音崎公園!!
4月20日はお弁当の日でした。4、5歳児はバスで観音崎公園へ。なぜ行き先を観音崎公園にしたかと言うと、ローラー滑り台(3月のお別れ遠足で楽しかったよね!)に磯遊び、その両方が楽しめる公園だからです。
お天気もよく、気温も上がりそう。まさに遠足日和。お弁当に水筒、磯遊び用の靴と着替えも持ったよ!
バスを降りたら早速活動開始。ローラー滑り台のあるアスレチックへ向かう途中「むしがくものすにつかまってる!」と子どもが発見しました。
実際はイモムシが口から吐く糸にぶら下がっているのですが、子どもの目にはそのように見えるのですね。というわけで救出開始です。まずは枝で糸を切ってイモムシを地面に落とし…続いて葉っぱにイモムシを乗せて…
「うまくのらないんだけど」
「きゃっこっちにやらないでよ」
「はっぱにのらなーい」
あーだこーだと頭を寄せて知恵を出し合い…ようやく葉っぱに乗ってくれたイモムシくんを踏まれたりしないように道路の端に寄せました。
途中で発見がたくさんありなかなか目的地には着かないのですがそれもまた楽しい。
そしてついにアスレチックに到着!すごいスピード!幼児は並んで滑ることができるのです。これには一緒の場所で遊んでいた小学校の先生もびっくり。
たくさん滑った後はお弁当タイム。
上を旋回するトンビに「おべんとうねらわないでー」
さて、こちらは磯遊び。観音崎の磯にはたくさんの生き物がいます。
「おさかないるかな」
「つかまえようよ」
「かにつかまえた!」
「ラーメン!」これはウミウシの卵なのですが。
子ども 「らーめん、もってかえりたい」
保育者 「どうだろう。おいしいかな。におってみてよ」
子どもたちが「くっさー!」
とのことでお持ち帰りはキャンセルに。
始めは恐る恐る、でもすぐに慣れ「帰る時間だよー」と声を掛けると「もっとあそびたかった」と口を揃えて言う子どもたち。帰ってからも「またあそこいきたいね」と。
身近なメディアからの情報でたくさんのことを知っているような子どもたち。でもこうして自然の中で「感じて」から「知る」ことは子どもたちの中に蓄積され自然を大切に守って行く心につながるのではないでしょうか。今後も自然に触れる機会をたくさん作っていきたいと思います。
(保育士:金子奈穂子)