食育 ~ブリの解体ショー~
1月17日(火)その日の給食はブリの照り焼き。『さぁ!始めるよ~』と調理さんが言うと、何と子どもたちの目の前に大きなブリが丸ごと1匹ドーン!!
うろこを取り始めるとキラキラのうろこが散らばります。子どもたちはそのキラキラのうろこを目で追いかけ面白そうです。しかしブリのお腹に包丁が入ると空気は一変。顔をしかめたり、目を覆ったり、釘づけになり口からよだれが垂れたり。みんな真剣にその様子を見ているのでした。
心臓・胃・エラ・骨全てのものが取り除かれ、これから食べる使う切り身をとりわけたら、いよいよ『触ってみよう!』のコーナー。乳児ぐみのお友だちもブリの頭をツンツンすることができ、興味津々です。
幼児ぐみはさらに積極的。ブリの口の中を覗いたら舌がある!歯もあるよ!噛まれたら痛いよね?
頭をなでなでしてみよう♪持ってみたら結構重いんだな。心臓は握るとまだ血が出るよ。胃の中を見ると小魚を食べた形跡があるぞ!などなど新しい発見を次々としていました。
その新鮮なぶりが給食に出され、子どもたちの反応は・・・大好評!!おかわりが足りなくなるほど良く食べていました。
給食のとき「これは何?」「この違いは何?」という疑問が子どもたちから出てきます。この疑問を大切にして見たり、聞いたりしながら、これからも色々な食べ物に触れていきたいと思っています。また、食育から食べ物への感謝の気持ちをより持てるようになってくれたらなと思います。
(保育士:森)