毎年、きりんぐみ（５歳児クラス）は、富士山の大自然の中で色々な体験を通して、友だちと一緒に過ごす中で協力し合ったり、関係を深めようというねらいをもって、夏キャンプに行っています。
6月２３日(木)～２５日(土)の２泊３日で富士山YMCAへ行ってきました。キャンプに行ったことがある子も、初めての子も、みんなうきうきわくわくしながら、バスの中では「馬の木あるかな？」「ごりらリーダーいるかな？」とキャンプの話で大盛り上がりでした。
１日目。
「ハート・おうかん・ほし」の三つのグループに分かれて、地図を見ながら富士山ＹＭＣＡを探検！
探検しながらみんなで見つけ集めた不思議な紙を全部繋ぎ合わせると、なんと！ごりらリーダーの顔！ごりらリーダーを探し、宝をゲットしましたよ。
お芋掘りは初めてのきりんさんですが、軍手をつけて土をかき分けてたくさんのじゃがいもが採れました。土の中には昆虫がうじゃじゃ！「きゃー！いっぱい！」「あ、アオムシだ！！！」といろいろな虫にも出会えて大はしゃぎでした。
夜にはキャンプファイヤー！富士山YMCAスタッフのあびすけリーダーと一緒に火を囲んで、キャンプソングを歌って盛り上がりました。
二日目。
西臼塚にてハイキング！鹿がツノで痕をつけた木や宇宙人に似た葉っぱを見つけたり、普段見ることができない自然のものが見られました。自然でできた遊具の馬の木やパズルの木で遊んだりして楽しみましたよ。
夜には真っ暗になった富士山ＹＭＣＡの中を懐中電灯を持って、グループごとに探検。みんなで寝るキャビンから一番端っこにあるお風呂場までを歩きましたが、怖いのをごまかそうと大声で笑ったり、逆に大泣きをする子もいましたが、最後は「楽しかった！」とキャビンに戻ってきた子どもたちです。
三日目。
採ったじゃがいもを新聞紙とアルミホイルで丸めて焼きました。「みんなで採ったじゃがいもおいしいね！」と昼食に食べました。食べ終わった後に外に出てみると、富士山が顔を出してくれました。「わぁ～、富士山見えた！」「大きいね！」と大興奮の子どもたちでした。
帰る時間になると「え～もう帰るの？」と名残惜しそうな姿もありましたが、『また冬に帰ってくるね』という思いを込めて富士山に向かって、「笑顔！元気！つながろう！富士山！」と元気に叫び、富士山ＹＭＣＡを後にしました。
このキャンプで、大自然を肌で感じながら、友だちと一緒に遊んだり過ごす中で、どうしたらいい
のかと自分たちで考えたり、協力しあったり、自信につながった経験ができたと思います。これからの日々の生活に糧になってくれることを願っています。
（保育士 福士リエ）