広島に爆弾が投下された日から75年の時が経ちました。
マナ保育園でも平和の取り組みを子どもたちと一緒にしました。
幼児ぐみでは、「へいわとせんそう」「せんそうしない」絵本の読み聞かせをしました。
物語を聞きながら、小さな声で「爆弾ってどうやって落とすの?」と保育者に尋ねるお友だちもいました。
保育者が「平和ってみんなで作れるんだよ」と話をすると「えっ?」と驚きつつも、
「そっか・・・だって鶴みんなで作ったもんね」と、ちゃんと以前の平和の取り組みを思い出してくれていました。
幼い子どもたちにとっては、「平和」は身近ではないことかもしれませんが、小さな疑問にも丁寧に答えてあげたいと思います。
何を作っているのかな??
虹かな??
虹に鶴が飛んでいるイメージかな。
みんなで力を合わせて作った作品です。
とっても気持ちがこもっていて素敵だね。
こちらは、みんなで心を込めて折った鶴に、紐を通しています。
「できた!!」
乳児ぐみでは、お家の方と一緒に鶴を折ってきていただいたものを飾り付けました。
沢山のご協力ありがとうございました。
保育室に飾りつけると、子どもたちが早速見つけて、
「あっ!!」「きれい!!」と指差ししながら、喜んでくれました。
鶴ってなーに??
平和を願う象徴なんだよ・・・
ふーん。
こんな会話でも、ささいな時間でも、一人一人が願う気持ちが私は大切だと思います。
一人の小さな願いでも、神さまは必ず聞いてくださっています。
保育の中でも、子どもたちと日々祈りを捧げ、考える時を持っていきたいと思います。
(YMCAマナ保育園 佐藤)