公園で見つけた緑の茎の長い葉っぱ。
これはなんだろ?
「それは、ふきっていうんだよ」
「この茎の部分は食べられるんだよ」とリーダーに聞くと、
「フキ食べたことある!」「これも食べられる?」と会話が広がり、
保育園に持ち帰って調理してみることにしました。
筋を取って調理開始!
「うわー!熱いだろうね」「冷ましてあげなきゃ」と言って一生懸命フーフーと息を吹きかけてあげる子どもたち。
砂糖と醤油で味付けして、実食です。
「どう?おいしい?」と聞くと、「んーなんか…苦い」「すっごくおいしい!!」と感想は様々。
園庭で遊んでいた乳児さんが、盛り上がる幼児さんの様子を見て「何してるんだろう?」と覗きにきました。ひとくちどうぞ!
皆が思い思いに感想を言い合う中で、思い立ったように立ち上がってクレヨンとスケッチブックを取り出した子がいました。
「醤油をつけて食べたらおいしかったから、醤油もかけたの」「酒も入れるともっとおいしくなるよって言ってたから、酒も入れたの」と教えてくれました。
フキを食べて沸いた「絵に描きたい」という気持ちをすぐに表現できるのは、子どもたちが好きな時に好きなように出し入れできるような環境があるからだな、と感じた出来事でした。
散歩先で何気なく発見したフキから広がっていった今回の活動。
見て、聞いて、触って、嗅いで、食べて…と五感を使って楽しむことができた幼児組の一日でした。
(YMCAマナ保育園 小林)