4月に進級した頃は不安な表情を浮かべ、
毎日の生活だけでいっぱいいっぱいだった3歳児くまぐみ。
すっかり幼児ぐみでの生活にも慣れて体力もつき、
室内でも戸外でもめいっぱい遊ぶ姿が見られるようになってきました。
そんなくまぐみの日常報告です。
①
プレイパークでラーメン作り
12月のお弁当の日にはプレイパークに行ってラーメン作り。
バスで園外に出掛けるのは幼児になって2回目。
行きのバスの中は静か~な感じ。
プレイパークに着いて少しの間は「なにしようかな…」と動きも小さかったのですが「遊ぶの大好き!」な保育者たちが遊び始めるとスイッチオン!
手すりのない滑り台
「いちばんに登れたよ。ここまでおいで~!」
「登れないー!」大泣きしながらも頑張る!
今はあまり見られなくなったシーソー
お尻がドン!と跳ねるたび「キャー」とおおはしゃぎ。
あまり勢いよく滑らないけど滑ってる感満々!
夏にはウォータースライダーになるとのこと。夏にも来てみたいね。
「そろそろラーメン作るから木を集めて燃やすよー」との声掛けに
枝を集める子どもたち。
小枝を集めていたはずがどんどん太く長い木を集め、ずるずるずると引きずってきます。
こんなに大きい木はかまどに入らないから切らなくちゃ!
と、のこぎりでギコギコ…短く切ります。
短く切った枝をかまどに放り込んで燃やそう。
お水が熱くなってきたね。
「ラーメン入れるよ」「そおーっとね」ドキドキ。
「こわいからヤダ!」と言っていた子も友だちの姿を見て「やっぱりやってみる」
できたラーメンは自分で運ぶよ。ゆっくり慎重に慎重に。
お家の人が作ってくれたおかずと一緒に「いただきまーす!」
おかわりもしてたくさん食べました。
だんだん麵がのびてくるけどみんなでお外で食べると不思議と美味しいのです。
食べ終わったらまだもうひと遊び!
「ちょっと!狭い!」
「よいっしょ!」
「入ったー」
「揺らすよ。いい?」
落ち葉のプールで大相撲。
「倒しちゃえ」「そりゃ」「落ち葉で埋めちゃえ」
たくさん遊んでもう帰る時間。
バスに乗ってしばらくは歌ったり、しりとりしたり、お喋りしたり。
でもだんだん瞼が重くなって、がんばって起きていようとするのだけど、
どうしても瞼がが重くって…。たくさん遊んで食べて充実した1日でした。
② 畑でうんとこしょ、どっこいしょ
いつも通り「今日は何しようか?」から始まる幼児ぐみ。
1つのチームは公園、1つのチームはお部屋、
そうだ畑にお豆の様子も見に行かなくちゃと保育者が言い、
もう1つのチームは畑に行くことに。
畑に行きたいのはなんと3歳児くまぐみだけ。まあいいよ、行こう行こう。
マナ保育園では近隣の方のご厚意で畑を借りています。
春にはトマトといんげんを植え不作…。
気を取り直して秋には空豆とスナップエンドウを播きました。
芽が出て伸びてきたので今日は支柱を立てに行きます。
「わっしょーい」
草を取って山にして…はまってしまいずっと草むしりをしている子も。
道具の使い方様になっているでしょう?
「大根いるか?」と畑を貸してくださっているおじさんが言ってくださり
大根を抜くことになりました。
大物でなかなか抜けません。大人は手伝わないよ。がんばって!
「うんとこしょ、どっこいしょ」姿勢を変え、
ひっぱるところを変え、あきらめません。
ずずず…っと抜けました。すっぽーんとは抜けないんだね。
「やったー!」
自分たちで抜いた大根だもの、自分たちで保育園まで持って帰るよ。
1kmあまりの道を交代で大根を持ちてくてく歩きます。
給食の時間はとっくに過ぎお腹はぺこぺこ。
でも最後まで張り切って「帰ったらけんきゅうしつに持っていこうね!」だって。
「けんきゅうしつ…?調理室のことだね!」と大笑い。
園に戻って大好きなカレーをおかわりして食べ、
布団に横になるとあっという間に眠ってしまいました。
相当疲れたよね。でも笑顔でのびのびと、くたくたになるまで遊ぶくまぐみの成長を
とても嬉しく誇らしく思います。
何が起こるか分からない毎日に保育者もワクワクです。
YMCAマナ保育園 佐藤