「たくさんのお花に囲まれて・・」
6月6日に花の日礼拝をしました。各ご家庭やリーダーから持ってきていただいた色とりどりの花が集まり、いつもとは違う雰囲気に気持ちがワクワクしてしまいました。花には人を癒したり、エネルギーの補給ができたり、安心感を与えてくれるもの。子どもたちも目の前に集まった花に吸い寄せられるように、触れたり、香りをかいだりする姿は可愛らしかったです。
礼拝のお話では、若くして頸髄を損傷し、首から下が動かなくなってしまった画家の「星野富弘さん」のエピソードを取り上げさせていただきました。身体が不自由になり、絶望しながらも、筆を口でくわえながら絵を描き始めたことやその美しいお花の絵を実際に見て、子どもたちもびっくりした表情で聞いてくれていました。
毎年、人の心を和ませる花を、近隣の人やお世話になっている人に贈ることもしていて、マナ保育園の事務所やキッチン(調理さん)をはじめ、交番や郵便局、駐輪場などに子どもたちと訪問させてもらいました。
警察
郵便局
駐輪場
乳児さんたちは、まだ内容が理解できなくても、保育者と一緒に近隣の方やお世話になっている人と触れ合うことをドキドキしながら経験することができたと思います。
幼児さんたちは、何の目的で訪問するかを一人一人が理解して出かけるので、子どもたちから自発的に行き先の場所を保育者に教えてくれたり、京浜急行の能見台駅の駅員さんにぎゅっと抱きついたり、ハイタッチしてバイバイするほど素敵な交流が持てました。また、年長児きりんぐみは、お世話になっている写真やさんの「トラバスタ」に行って、撮影するスタジオの中に入らせてもらったりすることで、DVDが作れたりすることを学べた時間にもなったようです。
京浜急行能見台駅
こうして近隣の方々も、毎年YMCAマナ保育園の子どもたちが伺うことを楽しみにしてくださっているのがわかり、大変感謝するとともに、子どもたちのことを地域で見守ってくださる環境に恵まれていることを改めて感じました。
これから訪問させていただくところもありますので、随時お伝えさせていただきたいと思います。
(保育士 佐藤かな)