2022年2月23日水曜日

“ことば”って大事だね【ピンクシャツデー】

【YMCAマナ保育園】

いじめのない世界をめざそう 
2022横浜YMCAピンクシャツデー
今年は2022年2月23日(水)

~5歳児きりん組の活動報告~

「だいすき!」「一緒に遊ぼう!」言われて嬉しい言葉があれば、「きらい!」「仲間に入れてあげない!」言われて悲しい言葉もあります…。

子ども達も、大きくなるにつれて様々な言葉を知り、遣うようになります。保育園生活の中でも、「どこでそんな言葉覚えたの?」と思ってしまうような言葉も聞こえてくるのです。

言葉は、人を傷つける道具にもなるから…、もうすぐ小学生になる年長さんと【言葉】について話合う機会を作りました。


今回【悲しくなる言葉】【嬉しくなる言葉】を言われた時に、みんなの心がどのようになるのかを可視化してみました。

まず二人一組になり、ペアのお友だちと【言われて悲しいかった言葉や言われたら嫌だなと思う言葉】を出し合ってもらいます。

みんなが真剣に話し合っています!


そして、話し合って出てきた言葉を順番に保育者に向かって言ってもらいます。言われた言葉を保育者は、心が描かれた画用紙に書き込んでいきました。

「だいきらい!と言われた時のお友だちの心は、こうやってぐしゃぐしゃになってしまうんだよ」「嫌な事言われて、心臓がギューって苦しくなる感じ、わかるかな?」と話すと、頷く子ども達。

たくさん傷付いた心は、この画用紙のように、ぐしゃぐしゃのなってしまうという様子を見てもらいました。

そして、ぐしゃぐしゃになった心に向かって、みんなは「ごめんね」と謝るけど、元通りにピン!と張った綺麗な心には戻らない…。傷付いた心が元通りにならないことだってある事も伝えました。

次はペアを変えて、言われたら嬉しい言葉も話し合い♪

言われて悲しい言葉の時と同じように、言われて嬉しい言葉もみんなで出し合ってもらいました。今度は、心の描かれた綺麗な画用紙に言葉を書いていきます。

「嬉しい言葉を言われたら、心はピン!と綺麗なままで、ぎゅーって苦しくならないよね♪」と伝えると、子ども達も「たしかに~!」と共感。

嬉しい言葉・悲しい言葉が書かれた“こころ”の画用紙は、いつでも皆が見られる場所に貼りました。

暫くは、お友だちの言葉に敏感になるかもしれません。しかし、それは子ども達が自分の“こころ”に学んだ事を落とし込み理解しようとしている期間だと思い見守っています。

このブログを読んでくださった皆さまも是非ご家庭で【言葉】について考え話し合ってみてください。

大人の私たちも日常的に相手を傷付けてしまう言葉を遣ってしまっているかも…。

(YMCAマナ保育園 牛山)

#ピンクシャツデー   👇こちらをクリック

【横浜YMCA】横浜YMCAピンクシャツデー | 横浜YMCA (yokohamaymca.org)