【YMCAマナ保育園】
2&3歳児のクラスでは毎日の活動は選択制。
散歩、園庭、室内…今日はどうする?
でも自分で選んだその活動が「ちがった!」ってこともあります。
「なんかちがう」
「なんかつまんないな。」
「さんぽ、いけばよかったかな」
「えんていにすればよかったかな」
毎日一緒に過ごしているから、
この子が今、何に関心があるのか、保育者は、よく知っています
でも、決めるのは子ども自身。
「主体性」ってよく聞かれる言葉ですが、主体的な活動とは、いつも充実していて、キラキラしているわけではないのです。
「うまくいかない体験」もまた主体的な活動。
「させられた結果」うまくいかないのは自尊心を損なうけれど、
「自分でした結果」うまくいかないのは育ちにつながります。
「たかだか2~3歳の子どもが〝選ぶこと” ‟結果を受け止めること”なんてできるの?」
と思う方もいるかもしれませんが。
できます。
私たち大人が「大丈夫、そばで見てるよ。」と見守っていれば。
私たち大人が「結果」を評価さえしなければ。
主体性を大事にする保育や育児とは
「子どもを信じて待つ」その一言に尽きるのです。