2020年12月28日月曜日

クリスマス会①

クリスマス会まであと2週間。

 45歳児にとっては、緊張感と高揚感の中クリスマス会までの日々を過ごしていたと思います。クリスマス会までの子どもたちの様子をお伝えしたいと思います。

 短い期間だけれど、ページェントの流れ・立ち位置・セリフ等を楽しく覚え、クリスマス会を楽しみに過ごしていけたら良いなという想いで始めました。

 毎回練習後は、皆口を揃えて「楽しかった~!!」…ですが、日が近づくにつれ、セリフや立ち位置はもう覚えたよ!という子がいる中、まだ覚えてないよ…と不安な子もいました。

 不安なまま本番だと子ども達も楽しめないよね。そこで、台本と歌詞を書いた紙を自由に見る事が出来るように部屋に用意をしました。

「ページェントやりたーい」と台本を持ってきて保育者と一緒に読んだり、お友だちと一緒に読んだりと日々の生活の中にページェントがありました。

 自ら「やりたい!」気持ちを持ち「お家の人に観て欲しい」、「ちゃんとセリフを覚えて楽しみたい」そんな想いで過ごしてきた子ども達。

全体練習で一度だけ衣装を着て練習した日がありました。

 

 あれ?いつの間にこんなに上手になったの?とビックリする程でした。

 配役は、ビデオで以前のページェントを観て子ども達自身で決めました。


5歳児の配役決めでの出来事です。

 マリア様役をやりたい子が3人いました。どうしようかと話を進めていくうち、「どうしてもやりたい!」という子が2人。【お互いが納得できる決め方にしよう】という事を伝えました。するとお互いが「なんでマリア様がやりたいの?」と質問。2人とも「衣装が可愛いから」…これも立派な理由ですよね。すると保育者にこんな質問がありました。「2人でマリア様やるのはダメなの?」…なるほど!

「ページェントは一度しかないけど、前半と後半でやることは出来るよ。マリア様じゃない時は、天使役をやるのはどう?」と提案しました。2人とも納得し決まりました。【話し合う力】がちゃんと付いているのです。日々のお友だちとの関わり・遊びの経験がこのような場面に繋がっているのでしょうね。

去年は皆ひつじ役だった4歳児の皆も今年は、自分でやりたい役を決めました。去年もページェントやったけど、去年よりも出番が多くて、セリフもある。みんなドキドキ・ワクワク!さあ、クリスマス会が楽しみだね!

             (YMCAマナ保育園 牛山)