救命講習を実施しました!
YMCAマナ保育園では、1月23日、近隣の消防署(能見台出張所)の所長さんにご協力いただき、マナ保育園内でスタッフ対象の「救命講習」を行いました。
常勤、非常勤、栄養士など22名の参加で、非常に大切な学びの時となりました。
最初にこれからどんなことをするのかを口頭で説明していただき、その後小グループに分かれて実際の救命指導を受けました。
声をかけても応答がない、呼吸が確認できない人に対して、救急車が来る前に行うことを教えていただきました。
そして、人形(大人と子ども)を使用して実際に以下のことを行いました。
内容は、
• ①声をかけて人を集める(救急車を呼んでもらう。AEDを持ってきてもらう。)
• ②気道確保
• ③心臓マッサージ
• ④止血方法
• ⑤AED(自動体外式除細動器)の使用方法
ここで非常に大切なことは、AEDを使えるだけでは命が救えないこと。
心臓マッサージや人工呼吸の方法も学ばないと救命にはならないのです。心臓マッサージと人工呼吸がセットになって、AEDが活きるのだということも、とても勉強になりました。
また、子どもの誤飲事故の対処方法についても話をしていただきました。
飲んだものの種類により、手当の方法が違うので、いずれの場合も、119番、医療機関あるいは中毒110番などに連絡し、指示を受けることが基本!
そして、意識がないときや、呼吸が苦しそうなときは、一次救命処置の手順により手当を行い、救急車で直ちに医療機関へ搬送する。
子どもたちの命を守ることを第一に、参加者全員がいざという時にすぐに動けるように、今後も継続して救命講習を実施して行きたいと思います。
(マナ保育園 加藤 誠)